コンテンツSEO とは何なの?

コンテンツSEO は、ほぼコンテンツマーケティングです。 マーケティング業界が大好きな掛け合わせの造語で 2015年頃からチラホラ聞くようになりました。

「コンテンツを活用したSEO対策の1つ」で「ユーザと検索エンジンに刺さる良質な情報を配信して集客しましょう」という意味合いです。

用語の定義が固まってないので「コンテンツマーケティングという大きなカテゴリのひとつ」と説明している会社があったり「内部SEO 対策の延長」と解説している会社もあります。 「コンテンツマーケティングと内部SEO対策を足して2で割った感じ」と解釈してほぼ問題ないとおもいます。

なぜコンテンツSEOなのか?ブラックSEOの黒歴史

コンテンツSEO、コンテンツマーケティングが重宝されるようになったのは、Google の精度が上がって意図的にリンクを貼る黒いSEO 対策がペナルティを受けるようになったからです。

Google は世界一優秀な検索エンジンですが、人間と同じレベルで文章の意味を理解することはできません。 検索エンジンが文章の意味を理解して思考するようになった時は、シンギュラリティというSF の領域に突入するので、コンテンツSEO 云々と悠長なことは言ってられなくなります。

意味を理解できないので「たくさん引用・リンクが貼られているサイトは注目度が高い」というシンプルな考えに基づいてサイトを評価してきました。 2012年頃までは「被リンクが評価される」というところだけに注目して、自作自演でサイトをつくってリンクを貼りまくるブラックな手法がかなり横行してました。

日本語として最低限成立していればコンテンツの中身や文章の質は無視で、大量に自作自演のサイトをつくってリンクを貼る手法を「ブラックSEO対策」といいます。 「ユーザに有益な情報を提供する」というGoogle の原理原則をガン無視した真っ黒な手法に該当するので、Google は激怒して対策を練ります。ペンギンとパンダの登場です。

2012年4月にペンギンアップデート、2012年7月 (英語圏では2011年)にパンダアップデートが実施されます。 ペンギンアップデートとパンダアップデートを明確に区別することは難しいですが、ペンギンは「リンクの質」に応じてペナルティを与えるアップデート、パンダは「コンテンツの質」を評価してペナルティを与えるアップデートです。

ペンギンアップデートは2012年4月~2014年10月に6回以上実施され、2016年9月を最後にランキングのアルゴリズムに統合されました。 パンダアップデートは2012年7月~2013年2月に数回実施され、2013年3月からはランキングのアルゴリズムに統合されています。

ペンギンとパンダの登場でブラックSEO のリスクは大きくなり、Google からペナルティを受けて検索順位を大きく下げるサイトが続出しました。 ブラックSEOが効かなくなり、ホワイトSEO であるコンテンツSEO の価値が相対的に高くなりました。

コンテンツSEO のメリットとは?長期的な集客

コンテンツSEO のメリットは、Google のペナルティにおびえることなく長期的な集客の効果が期待できることです。 自作自演のサテライトサイトをつくってリンクを操作するブラックSEOを駆使して短期間で検索結果の上位を狙うことはできますが、ペナルティを受けると致命傷になりかねません。

現在もブラックSEO を提供している業者はありますが、ペナルティのリスクについてしっかりと説明していないケースが殆どです。 リスクをヘッジするためにも、ユーザに有益なコンテンツを提供して長期的な集客を目指す方が、Google のアルゴリズムの影響を受けずに集客する安全で確実な方法だと断言できます。

Google は検索連動型のリスティング広告を提供していますが、出向を開始してから時間の経過とともに集客の効果が逓減します。 リスティングは広告を止めるとアクセスがまったくなくなるので、集客の効果も途切れてしまいます。

サービスのリリース直後や短期決戦のキャンペーンなどではリスティング広告はかなり有効ですが、 継続的な集客を考えた場合には、リスティング広告よりコンテンツSEO でロングテールを狙った方が費用対効果は良くなります。

また、コンテンツSEO を継続することでドメインを強くすることができます。

Google は似たようなコンテンツがあった場合は、ドメインの強さを評価して検索順位を決めています。 ドメインパワーと呼ばれたりしますが、良質なコンテンツが数多くインデックスされている方がドメインのパワーは強くなります。

コンテンツSEO のデメリットとは?時間がかかる

コンテンツSEO のデメリットは、集客の成果がでるまでに時間がかかることです。成果が実感できるまでに何度か心が折れます。 キーワード次第ですが、成果がでるまでには2ヶ月~半年くらいかかります。

リスティング広告やFacebook 広告は入金して広告の審査が下りたらすぐにでも集客することができますが、 コンテンツSEO はコンテンツを作成してアップしても集客の効果がでる訳じゃないです。

Google のボットにクロール・インデックスされて、検索エンジンからアクセスされるようになるまで数ヶ月かかります。 アクセスが伸びない場合はコンテンツの内容を修正したりタグの使い方を調整するなど地味な作業の繰り返しが必要になります。

コンテンツを育てる労力と時間は苦行そのものですが、その苦しみが集客につながり他のサイトとの差別化になります。

サクッとできるコンテンツSEO のやり方とは?キーワード勝負

コンテンツSEO ではキーワードの選び方がもっとも重要です。キーワードの選定、見出しの設計、文字数の多さ、忍耐力で勝負が決まります。

【キーワードの選定】

サイトで集客したいユーザを想定して、テーマとなるメインワードを中心にコンテンツのキーワードを選定します。 自分たちで考えられるキーワードには限界があるので、検索エンジンのサジェスト(予測変換)や関連ワード、Yahoo! 知恵袋などを利用すると便利です。

作業時間を短縮するためにも【related-keywords】のような、大変便利なサイトを利用するのがオススメです。 メインワードを入れると、各サービスを横断してキーワードの候補をリストアップしてくれます。ありがとうございます。
http://www.related-keywords.com/

リストアップしたキーワードを幾つか選んでGoogle Ads のキーワードプランナーで検索ボリュームと競合性を調べます。 ちなみに、今年6月にGoogle AdWords が Google Ads と名前が変わりました。

12月7日現在だとGoogle Ads のメニューからキーワードプランナーにたどり着けないので、以下のURL をクリックして「キーワードプランナーに移動」をポチります。
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

「新しいキーワードを見つける」にキーワードを入れると検索ボリュームの傾向、月間平均ボリューム、競合性などが表示されます。 月間平均ボリュームが「100~2,000」くらいで競合性が「低」のキーワードが狙い目です。

【見出しの設計】

狙い目のキーワードが見つかったら、文章を読んでくれる読者の悩みを段階的に解消できるように見出しをつくります。 見出しを先につくってから文章を書き始めると時間を大きく節約できます。書きながら考えると「時間をあるだけ使う」落とし穴にハマりまくります。

ウェブの記事なので「見出しで問題提起・メリット明示」→「すぐに結論」→「後付けで説明」の流れで記事を書いた方が読み手に喜ばれます。 紙媒体は結論をあえて後回しにして読者に行間を楽しんでもらう技を駆使できますが、ウェブでは結論を焦らすとサクッと離脱されちゃいます。

【文字数の多さ】

ユーザにとって良いこととは限らないのですが、いまの検索エンジンは長い文章を評価する傾向が続いています。 一概には言えないのですが、2,000文字以上である方が検索エンジンのウケはいいです。

「検索エンジンに長文が評価される」という前提があるので、文字数を稼ぐための内容の薄い文章が巷に溢れてます。 が、ユーザライクではないのでそれは止めましょう。自分のことを棚に上げますが、書くことがなければ無駄に長い文章を書く必要は全くないです。

【忍耐力】

徳川家康という偉い人が東照宮遺訓で「堪忍は無事長久の基 = 忍耐が無事に長く安らかでいられる基本」とコンテンツSEO についての名言を残してます。 コンテンツをつくってユーザーに読んでもらって集客するというのは、毎日の地味な作業の連続なので忍耐が必要です。 仮に外部のライターに記事作成を依頼しても、それもまた忍耐が必要です。

かくたまでは、そんな忍耐の必要な記事作成代行のサービスをお引き受けしてますので、もう耐えられない方は是非ご相談ください。

まとめ

コンテンツSEO はほぼコンテンツマーケティングです。あとは説明する人のさじ加減です。 なので、コンテンツSEOをコンテンツマーケティングと置き換えてこの記事を見返してみてください。。。

成果を急いで怪しいことをやると、遅かれ早かれGoogle からのペナルティを受けると考えた方がいいです。 コンテンツを作って集客することは手間とコストがかかりますが、成果を出しているサイトはみんなやっているので、覚悟を決めて取り組みましょう。